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【最新事例5選!】二世帯住宅にするならリフォーム?建替え?富士市の工務店がメリットやデメリットを徹底解説!

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二世帯住宅のリフォーム
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親世帯と子世帯が一緒に暮らす二世帯住宅。新しい暮らしを始めるために、これまで住んでいた家で同居をスタートするケースも少なくありません。

そんな時、今の家をリフォームするか、あるいは、建て替えるか……と悩む人も少なくありません。

ここでは、二世帯住宅にするためのリフォームと建て替えのメリット・デメリットと最新事例をご紹介しております。

実際の事例を参考に、自分たちにぴったりの二世帯住宅のつくり方を考えてみましょう。

 

二世帯住宅にするならリフォームする?建て替える?

二世帯住宅の土間

二世帯住宅には、すべての生活空間を完全にわける「完全分離型」、一部のスペースを共有する「部分共有型」、そして、寝室以外はすべての空間を共有する「完全同居型」の3つのタイプがあります。

 

  • 完全分離型

完全同居型とは、玄関をはじめ、すべての完全分離型とは、玄関をはじめ、親世帯と子世帯の生活空間を完全にわけた二世帯住宅のこと

  • 部分共有型

部分共有型とは、寝室などプライベートスペースは完全に親世帯と子世帯に分けながら、玄関やリビング、キッチンや浴室、トイレなど、家の中の一部のスペースを親世帯と子世帯で共有する二世帯住宅のこと

  • 完全同居型

完全同居型とは、寝室以外のすべての生活空間を共有する二世帯住宅のこと

 

これまで住んでいた家を二世帯住宅にするためには、どのタイプにするのかをまずは考えて、そのうえで、リフォームするのか、建て替えるのかを検討していく必要があります。

 

二世帯住宅にリフォームするメリット・デメリット

次に二世帯住宅にリフォームするメリットとデメリットについてお話していきます。

 

リフォームの場合のメリット

今住んでいる家をリフォームして、二世帯住宅とするためのメリットは、新しく家を建てたり、建て替えをしたりするのと比べると、高額な費用をかけなくても、親世帯と子世帯が快適に過ごせる住まいを手に入れられることです。

リフォームであれば、二世帯住宅に適さないと考えられる部分にだけ手を加えるだけで、これまで住み慣れた家で同居をスタートすることができます。

完全同居型なら、最低限、引っ越してくる世帯側の寝室などのプライベートスペースを確保するだけでもよいため、それほど費用はかかりません。

また、部分共有型なら、キッチンやリビングなどの必要な箇所を追加する必要がありますが、建て替えに比べると、リフォームするための時間や費用が少なくてすみます。

そして、設備などを追懐する部分的なリフォームの場合、住みながら工事ができるため、仮住まいのための住居を用意する必要がありません。

 

リフォームの場合のデメリット

二世帯住宅にリフォームの場合は、限られた面積の中で二世帯が生活するための設備や部屋を確保しなければなりませんが、家の構造によっては、壁や柱を撤去できず、大幅な間取り変更ができないことがあります。

間取り変更ができず、ただキッチンなどの住宅設備を追加するだけでは、動きにくい動線になってしまったり、物が溢れたりして、使い勝手の悪い家になり、毎日の暮らしの中でストレスを感じるようになってしまいます。

 

また、築年数の古い家は、建築当時の断熱基準で建てられているため、エアコンを使っても「夏暑く、冬は寒い」ということが少なくありません。

たとえば、これまで住んでいた賃貸マンションから引っ越して、実家で親世帯と同居をはじめた場合、冬場の底冷えするような寒さに慣れていないため、暖房を常につけている、ということも。

断熱性能の低い家では、いくら暖房をつけても部屋が暖まりにくいため、光熱費が想像以上にかかります。これでは、二世帯住宅で暮らすメリットを感じられなくなってしまいます。

参考コラム:二世帯住宅の完全分離って実際どう?メリットやデメリットを富士市の工務店が徹底解説

 

二世帯住宅に建て替えるメリット・デメリット

今住んでいる家を建て替えて、二世帯住宅を手に入れるメリット・デメリットについてお話していきます。

 

建て替えの場合のメリット

今の家を建て替えて二世帯住宅を手に入れるメリットは、親世帯と子世帯のそれぞれが暮らしやすい家をイチからつくることができる点です。

リフォームの場合、既存の建物に手を加えるため、間取りなどが制限されたり、設備や部屋を追加することで、使いづらくなってしまったりすることもありますが、建て替えなら、動線や収納を考えた暮らしやすく、望みどおりの間取りにプランニングすることができます。

また、リフォームではなかなか難しい完全分離型にできるのも、建て替えで二世帯住宅を手に入れる大きなメリットのひとつだといえます。

 

建て替えの場合のデメリット

二世帯住宅に建て替えるデメリットは、リフォームに比べて、コストが高くなること、そして、二世帯住宅ができるまで時間がかかることです。

完全分離型の二世帯住宅の場合、キッチンや浴室、給湯器といった住宅設備が二世帯分必要となるため、部分共有型、完全同居型より建築費用が高くなります。

そして、建て替えの場合、既存の家を解体・撤去し、新しく家を建てることになるため、こうした解体・撤去費用が建築費用にくわえてかかります。

また、解体・撤去に時間がかかるため、住宅地を購入して新築の家を建てるより工期がかかるうえ、建て替え期間中の仮住まいの住居や家財道具などを保管しておくためのスペースを用意する必要があります。

参考コラム:親子で暮らす二世帯住宅の間取りとは?程良い距離感を保つための対策を富士市の工務店が解説します

 

【最新施工事例5選】リフォームor建て替え?事例でみつける、あなたにピッタリの二世帯住宅

親世帯が住んでいる実家や子世帯が暮らしている家を二世帯住宅にするためには、それぞれの世帯が快適に過ごせるようにリフォームや建て替えが必要となります。

最新事例を参考に、あなたにピッタリの二世帯住宅を考えてみましょう。

 

【施工事例1】断熱リフォームで居住性をアップした部分共有型二世帯住宅

二世帯住宅のリフォーム

『二世帯暮らせるリフォーム_in 富士』は、親世帯の家を改築して、二世帯住宅としたものです。

冬場の寒さを解消することを最優先して、断熱リフォームを実施。1階は親世帯、シャワールームを新設した2階は子世帯がメインに使うスペースとなっています。

1階にあるキッチンは二世帯で共有することで、食事の時は家族が集まり、楽しく過ごすことができます。

[仕様] 合計面積:153.96㎡(約48.14坪)増築面積:1.65㎡(約0.5坪) 屋根:ガルバリウム剛板 外壁:ガルバリウム剛板 床:富士ひのき+アカシアフローリング サッシ:断熱サーモスX アルゴンガス入りLow-Eトリプルガラス  Ua値:0.43W/㎡K 澄家換気システム

 

ポイント

二世帯住宅にリフォームする際には、暮らしの不満点も一緒に解消するのがおすすめ。親世帯と子世帯がそれぞれ過ごすためのメインのスペースをわけながらも、食事をするためのキッチンを共有することで、コミュニケーションをしっかり図ることができます。

夜遅い時間に入浴は気をつかってしまう……というなら、2階にシャワールームを設けることで、気兼ねすることがなくなります。

詳しくはこちら→二世帯暮らせるリフォーム_in 富士

 

【施工事例2】親世帯・子世帯のスタイルにあわせた間取りにフルリフォームした部分共有型二世帯住宅

断熱リフォームして二世帯住宅に増築_in 富士

『断熱リフォームして二世帯住宅に増築_in 富士』は、一部を増築し、大幅なリフォームをおこない居住スペースがわけた部分共有型の二世帯住宅です。

これまでの家の「各部屋に冷暖房がないと冬場は凍えるように寒く、足元が冷えて困る。夏場は湿気が多くて、ジメジメ蒸し暑い」という暮らしの悩みは断熱リフォームで解消。一年を通じて、快適に過ごせるものにかわりました。

1階は親世帯であるご両親がのんびりと過ごすことができる広々としたリビング・ダイニング・キッチンとバスルームが、活動的な子世帯のスペースとなる2階は対面キッチンとシャワールームが設置されています。

2階には家の中でストレッチや軽い運動ができるように、懸垂棒が設けられていますが、自然素材である富士ひのきのフローリングは、足触りがよく、運動の際に足への負担も軽減してくれます。

[仕様] 合計面積:155.33㎡(約47坪) 増築面積:14.87㎡(約4.5坪) 屋根:ガルバリウム剛板 外壁:ガルバリウム剛板 床:富士ひのき  Ua値:0.42W/㎡K サッシ:断熱サーモスX アルゴンガス入りLow-Eトリプルガラス 澄家換気システム

 

ポイント

部分共有型の二世帯住宅は、玄関のみを共有することで、親世帯・子世帯それぞれのプライベートをしっかりと確保することができます。

フルリフォームは大規模改修となるため、工事中の仮住まいの必要はありますが、躯体部分を残すことで、建て替えに比べ、工期が短くてすみます。

また、限られた面積で居住スペースの確保が難しい場合は、一部を増築することも暮らしを快適にするための方法のひとつです。

詳しくはこちら→断熱リフォームして二世帯住宅に増築_in 富士

 

【施工事例3】プライベートをしっかり確保した部分共有型二世帯住宅への建て替え

親子二世代で気兼ねなく 暮らし愉しく in 富士市

『親子二世代で気兼ねなく 暮らし愉しく in 富士市』は、お互いのプライベートを確保するため、それぞれの世帯専用のキッチンや浴室・トイレを、各フロアに設けた二世帯住宅です。

玄関から2階へと通じる階段は、1階の親世帯のリビング・ダイニング・キッチンに設けられており、外出から帰った時など、お互いの顔を見ながら、コミュニケーションが図れるようになっています

また、吹き抜けを通じて、お互いの世帯の気配を感じながらも、ほどよい距離感を保ちながら快適に暮らすことができるように工夫がなされています。

入り口ドアや欄間部分には、建て替え前に使われていたものをリメイクして用いられて、以前の家の面影を感じることができます。

[仕様] 延床面積:144.08㎡(43.58坪) 屋根:ガルバリウム剛板 外壁:ガルバリウム剛板 床:富士ひのきフローリング 澄家(24時間換気) サッシ:サーモスX ペアガラス

 

ポイント

お互いにほどよい距離感を保ちながら、快適に過ごすことができる間取りが魅力です。玄関まわりをはじめ、十分に収納スペースが設けられていることで、モノであふれかえって空間が狭くなることがありません。

2階部分にはロフトスペースが設けられているため、お子さまのプレイスペースもしっかり確保。家族みんながそれぞれの時間を気兼ねすることなく楽しめる家となっています。

詳しくはこちら→親子二世代で気兼ねなく 暮らし愉しく in 富士市 

 

【施工事例4】3世帯の同居に対応した多世帯住宅への建て替え

焼杉の外観の二世帯住宅

『二世帯以上一緒に暮らす、焼杉の家 in 富士市』は、親世帯・子世帯だけでなく、親世帯のお父さまを含めた3世帯での暮らしに対応したものとなっています。

もともとの家で使われていた古材を再利用し、海のそばという立地による塩害にも長く耐えることができる天竜杉の焼杉の外壁が印象的な家です。

広々とした室内は、親世帯・子世帯のキッチンが設けられていて、親世帯と子世帯は部分共有型、親世帯とそのお父さまは完全同居型となっているのもこの家の特徴といえます。

[仕様] 延床面積:200.50㎡(約60.53坪) 屋根:ガルバリウム 外壁:焼杉 ガルバリウム Ua値:0.4W/㎡K  C値:0.15㎠/㎡ 床:富士ひのきフローリング エコクロス サッシ:断熱サッシ サーモスXトリプル

 

ポイント

二世帯住宅や多世帯住宅は、家族が長く住まうことが前提となるため、断熱性や気密性のほか、耐久性にもすぐれたものが求められます。

高齢者との同居の場合、自分で料理や洗濯などの家事をすることが難しいことがあるため、完全同居型で常に目が行き届くようにしておくことも大切ですが、お互いに近すぎない距離感をつくることも重要です。お父さま専用のスペースをL字型に配置することで、目は行き届きながら、近すぎない距離感を保てるよう配慮されています。

詳しくはこちら→二世帯以上一緒に暮らす、焼杉の家 in 富士市

 

【施工事例5】将来的に二世帯住宅でも暮らせるように考えられえた完全同居型対応の家

街中44坪の2世帯住宅 in 富士市

『街中44坪の2世帯住宅 in 富士市』は、将来的には二世帯での暮らしができることやさらに年齢を重ねた際には1階だけで生活できるようにしたい、という希望をカタチにした家です。

1階部分は家族が集まって食事をしたり、団らんをしたりできるスペースに、2階は親世帯と子世帯がのんびり過ごすことができるプライベートスペースを中心としたものとなっていて、2階部分は、キッチンを設置できるよう、あらかじめ配管がなされています。

この『街中44坪の2世帯住宅 in 富士市』は新築住宅となりますが、将来的に二世帯住宅として活用する場合、部分的なリフォームをするだけで、すぐに同居生活をはじめることができます。

[仕様] グリーン化事業「長寿命」の家 延床面積:113.86㎡(34.44坪) 屋根:ガルバリウム剛板葺き 軒裏:ケイカル板 外壁:ガルバリウム剛板+そとん壁 床:1階、2階_富士ひのきフローリング 玄関ドア:LIXILグランデル2スタンダード仕様 サッシ:断熱サーモスXアルゴンガス入り

 

ポイント

将来的に二世帯住宅とすることを考えておくと、大規模なリフォームや建て替えをせずに、部分改修するだけで同居生活を始めることができます。

また、万が一、売却をする際、二世帯住宅は需要が低いため、買取価格が低かったり、なかなか買い手が見つからなかったりするケースが多くみられます。『街中44坪の2世帯住宅 in 富士市』のように、単一家族での生活にも対応したものとしておくことで、そうしたリスクも減らせます。

詳しくはこちら→街中44坪の2世帯住宅 in 富士市

 

二世帯住宅のリフォームや建て替えは、補助金の活用でおトクになる

 

二世帯住宅へのリフォームや建て替えは、税制上の優遇や国や自治体の補助金の対象となるものがあるため、こうした制度を活用することで費用の一部が軽減されます。

それぞれの制度には、いくつかの条件を満たす必要がありますが、なかには「地域型住宅グリーン化事業」のように、地元材を積極的に使用することが求められるものもありますが、空間工房LOHASでは、地元ブランド建材である「富士ひのき」を採用しています。

補助金を活用した家づくりについては、空間工房LOHASまで、お気軽にお問合せください。

 

まとめ

二世帯住宅での暮らしを考えるなら、親世帯・子世帯が快適に暮らすことができるように間取りなどを工夫する必要があるため、今の家をリフォームしたり、建て替えしたりすることが求められます。

しかし、二世帯住宅に「これだ!」という正解があるわけでなく、それぞれの家族の関係性やライフスタイルにあわせて考えていくことが重要です。

空間工房LOHASでは、それぞれの家族にあわせた最適な二世帯住宅をご提案。部分的なリフォームから大規模なフルリフォーム、建て替えはもちろん、新築注文住宅まで幅広く対応しています。

二世帯住宅をご検討中なら、ぜひ空間工房LOHASにご相談ください。

空間工房LOHASでは静岡・富士山嶺の気候風土を生かし、富士ひのきや天然素材にこだわった高性能で自然環境や住まう人に優しい家創りをしている工務店です。

また、世界基準の省エネ住宅「パッシブハウス」の賛助会員工務店として、静岡県東部で初のパッシブハウス認定住宅も建築しております。

スタイリッシュなダイニング・キッチン

施工事例はこちら→パッシブハウスin静岡,富士宮市

静岡県で、省エネ性能の高いパッシブハウスをお考えなら、空間工房LOHASにぜひご相談ください。

 

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