富士市の工務店「空間工房LOHAS」は住むほどに健康になる木の家を注文住宅でご提案しています。静岡でパッシブハウスを建てたい、高気密高断熱と心地よい家をご検討の方はモデルルームがある弊社までご来場ください。

【湿気対策・後編】湿気対策には素材選びも重要!1年を通して快適に過ごすことができる「高気密高断熱高換気」+「自然素材」の家について解説!

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前編では、湿気対策には換気が重要であることを説明しましたが、熱交換型換気システムを導入することで、いつも新鮮な空気を室内に取り込んでくれる上、湿度も調整してくれます。

湿度対策としては、このほか、湿気対策グッズを使うことも有効ですが、重曹や炭などを用いると、湿気をとってくれるだけでなく、消臭や脱臭効果で空間のイヤなニオイまでとってくれます。

同様に、自然素材の中には、調湿や消臭、脱臭効果をはじめ、シックハウス症候群の原因となる有害物質を吸着してくれるものなど、さまざまな種類があります。

後編では、自然素材の種類や「高気密高断熱高換気」の家に、さらに自然素材を用いることで、さらに心地よく快適な家づくりとなることをご紹介していきます。

 

自然素材の種類と効果について

家づくりの材料として、さまざまな自然素材が用いられますが、それぞれの素材ごとに特徴があります。

 

無垢材

無垢材とは、1本の丸太から切り出したものです。無垢材には調湿効果があり、室内に湿気の多い時は吸湿し、乾燥した時は放湿します。

構造材や下地材をはじめ、天井や壁、ローリングなどの内装仕上材としても用いられます。

 

漆喰(しっくい)

漆喰は調湿効果や脱臭効果があり、また、耐火性にすぐれていることから不燃材として建築基準法でみとめられています。

漆喰とは、石灰石から作られた消石灰に、藁やスサ(麻)、海藻のりなどの繊維質の素材を混ぜて水で練り上げたもので、塗壁材として用いられます。

漆喰は帯電しにくいため、汚れがつかず、長くきれいな状態を保つことができます。

 

珪藻土

珪藻土とは、珪藻という植物プランクトンの化石が堆積した岩を粉砕、焼成して用いられます。無数の細かな孔があり、吸水性にすぐれています。

この珪藻土のもつ微細孔がアンモニアなどの悪臭物質や有害成分を吸着するため、室内の臭いやシックハウス症候群の原因でもある揮発性有害物質を取り除いてくれます。

また、断熱性・耐火性にすぐれているため、断熱材や保温材として使われるほか、高い保温性と吸水性から塗壁材としても用いられます。

最近では、珪藻土のバスマットなども販売されていますが、素早く水分を吸収してくれるため、湿気対策グッズのひとつとして活用してみるのもよいでしょう。

 

和紙

和紙は、保温性や吸湿性にすぐれ、素材に含まれた繊維が光を乱反射するため、古くから障子紙や照明のシェード(傘)として用いられています。雨の日など、湿気の多い日には和室の障子紙がたるみ、湿度が下がると元のピンと張った状態に戻るのは、和紙の吸湿性によるもので、湿度が高い時は空気中の湿気を吸収し、低くなると水分を放出するために起こる現象です。

和紙は、麻や楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)などの植物を原材料とする日本古来の素材ですが、最近では、壁の仕上げ材として用いられることもあり、その独特な味わいが人気となっています。

 

石材

石材は耐久性、耐火性にすぐれていることから、外壁や床材、壁材やキッチンや浴室などの仕上げ材として用いられます。

大理石や御影石、花崗岩をはじめ、日本各地で算出される銘石など、その種類が多く、重厚感のあるデザインになります。

 

「高気密高断熱高換気」+「自然素材」の家で快適な暮らしを実現

梅雨シーズンや夏のムシ暑い季節はもちろん、最近の「高気密高断熱」の家では、冬場も暖房の影響による室内温度と外気温との温度差による壁内結露対策が必要で、湿気対策は、人と家がともに健康であるためには欠かすことができないものとなっています。

「高気密高断熱」の家では、熱交換型換気システムによる「高換気」を採用することで、空気だけでなく、湿度も調整してくれますが、そこに「自然素材」をプラスすることで、さらに快適な暮らしが実現することになります。

自然素材は、調湿や消臭などの特徴のほか、それぞれに風合いを持ち、見た目の美しさややさしい手触り、歳月と共に変化していく趣など、ほかの建材にはないメリットが多くあります。

 

自然素材は、もともと「地産地消」の建材。地元素材で家づくりをするなら空間工房LOHASへ

家とは、もともと、その地域にあった素材を用いて建てられたものでした。いうなれば、家とは「地産地消」の産物です。その地域にある素材を用いることで、地域の風土に適した家づくりがなされてきたのです。

夏には高温多湿、冬には乾燥する日本では、湿度を調整してくれる調湿素材である無垢材が多く用いられていたのもそのためです。

空間工房LOHASでは、静岡県内の富士山麓(富士市・富士宮市・裾野市・御殿場市・駿東郡小山町)を原産地とするブランド材である「富士ひのき」をはじめ、自然素材を用いた家づくりに取り組み「しずおか木の家推進事業者」として、協力工務店に認定されています。

 

「mokuikuギャラリー」で「高気密高断熱」+「自然素材」の家を体験!

キッチン

家づくりを検討する前に、実際に高気密高断熱」+「自然素材」の家を体験することができます。

空間工房LOHASでは、パッシブハウス基準の気密・断熱性能を実現したモデルルーム「mokurie gallery」で、パッシブハウスを体感してもらうことができます。

「mokurie gallery」では、心地よい住環境を実際に体感してもらえるだけでなく、自然素材をはじめとした多彩なインテリア素材と新生活に役立つ家具なども展示しています。

モデルルームについてはこちらをご覧ください→モデルルーム「モクリエ」再オープン

 

【施工事例3選】空間工房LOHASの「高気密高断熱」+「自然素材」の家

1年を通じて快適に過ごすことができる「高気密高断熱」+「自然素材」の家の施工事例をご紹介します。

 

<ケーススタディ1>木の優しさで健康的に子育てする家 in 富士市

『木の優しさで健康的に子育てする家 in 富士市』は、富士ひのきフローリングをはじめ、無垢材を用いた、木のやさしさを感じることができる家です。

東京で暮らしていた施主さま家族でしたが、在宅ワークとなったことをきっかけに、地元である富士市にUターンを決意。東京にお住まいの施主さまとオンラインでの打ち合わせや郵送にやるサンプルのやりとりを重ねながら、家づくりがスタートしました。

24時間換気システムには、熱交換型換気を採用。自然素材と「高換気」によって、快適な室内空気環境づくりがなされています。

[仕様] 延床面積:104.33㎡(31.56坪) 太陽光発電 UA値:0.42 屋根:ガルバリウム剛板+アスファルトルーフィング 外壁:そとん壁+ガルバリウム剛板 床:富士ひのきフローリング 玄関ドア:ユーロトレンドG サッシ:サーモスX アルゴンガス入りペアガラス+トリプルガラス

施工事例についてはこちら→木の優しさで健康的に子育てする家 in 富士市

 

<ケーススタディ2>       16坪の平屋の家 in 富士市

『16坪の平屋の家 in 富士市』は、終の住処を建てたい、という施主さまの希望を叶えた住まいです。

大きく設けられた開口部から、陽の光が差し込むリビングの一角には本棚が設けられていて、窓辺にあるベンチに腰掛けて本をゆっくりとよくことができます。

自然素材に囲まれた空間は、熱交換型換気システムによって、快適な室内空気環境が保たれています。

北側に母家があり、母屋にも光が入るように配慮し、平屋の家としてプランニング。北側の母屋と行き来がしやすいように、デッキでそれぞれの建物がつながっています。通路は、足腰が弱くなってきた施主さまのために、手すりを設けるなどの配慮がなされています。

また、ご近所の方が立ち寄ってくれた際に、腰をかけて会話ができるように、リビングの外側には、デッキが設けられています。

 

[仕様] 延床面積:52.17㎡(約15.75坪) C値(隙間相当面積)0.15c㎡/㎡ 屋根:ガルバリウム剛板 外壁:そとん壁 床:富士ひのき 澄家(24時間換気) エコジョーズ24号リンナイ サッシ:断熱サッシサーモスX

施工事例についてはこちら→16坪の平屋の家 in 富士市

 

<ケーススタディ3>中庭のあるコートハウス in 長泉町

『中庭のあるコートハウス in 長泉町』は、目の前に車や人通りの多い道路があり、周りの住宅が隣接した立地条件に建つ家です。

「プライバシーを守りながら、庭でゆったりと過ごしたい」という施主さまのご要望を叶えたこの家は、庭を建物の内部に取り込んだコートハウスとなっています。

吹き抜けとなった中庭部分から大きな開口部を通してもたらされた光は、室内に美しい陰影をつくりだし、時間とともに変化する光と影を見ることができます。

この中庭が緩衝帯となることで、通りからの騒音を軽減し、外部からの視界を遮ることで、道路側からの人の視線を気にすることもありません。

床には、材質は硬く粘りがあり、衝撃力・曲げにも強くいアカシアが用いられていますが、耐久性に優れ、シロアリに対する抵抗力を備え、腐りにくいという特徴があります。

熱交換型換気システムの採用により、1年を通じて、心地よく過ごすことができます。

[仕様] 延床面積:168㎡(50.9坪) 屋根:ガルバリウム剛板 外壁:板張り+そとん壁 床:アカシアフローリング 澄家(24時間換気) 太陽光発電パネル:4.725kw サッシ:断熱サッシサーモスX

施工事例についてはこちら→中庭のあるコートハウス in 長泉町

 

まとめ

構造や下地、内装仕上材として無垢材を用いることで、その調湿効果によって、室内を心地よい湿度に保てます。

こうした無垢材などの自然素材は、調湿効果をはじめ、消臭・脱臭効果など、さまざまな特徴をもっているため、家づくりの際には、湿気対策のひとつとして、自然素材を用いることも検討してみましょう。

「高気密高断熱高換気」の家に「自然素材」をプラスすることで、1年を通して、快適な空気環境を実現した室内で過ごすことができます。

 

空間工房LOHASでは「高気密高断熱高換気」+「自然素材」の家づくりで、みなさまの快適空間づくりをサポートしています。

また、空間工房LOHASでは、新しいモデルルーム「モクリエ」がオープンしました。

実際に北欧デザインの家具を見て触って体感していただくことができます。

ぬくもりあふれる木のモデルルームに、ぜひ一度お気軽にお越しください。

 

今後の注文住宅を検討するにあたり、ヒントがあるかもしれません。

富士市家づくり

空間工房LOHASでは静岡・富士山嶺の気候風土を生かし、富士ひのきや天然素材にこだわった高性能で自然環境や住まう人に優しい家創りをしている工務店です。

また、世界基準の省エネ住宅「パッシブハウス」の賛助会員工務店として、静岡県東部で初のパッシブハウス認定住宅も建築しております。

ペットとの快適な暮らしのための注文住宅やパッシブハウスの建築を検討するなら、空間工房LOHASにお気軽にご相談ください。

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施工事例はこちら→パッシブハウスin静岡,富士宮市

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