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森林の分野にSDGsはある?建築にも関わる地産地消について、富士市の工務店が解説

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2階リビング
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今やご存知の人も多いと思いますが、

SDGsとは、持続可能な開発目標のことをいいます。2015年の国連サミットにおいて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に含まれています。

 

森林や林業・木材産業にとって大きく関係しています。木造の住宅が多い日本では、より私たちの生活にも影響しているといってもよいでしょう。

今回は、森林の分野にSDGsはあるのか?建築にも関わる地産地消について解説します。

 

森林の分野とSDGsの関係性について

国連総会では、森林分野のSDGsとして「国連森林戦略計画2017-2030」が採択されており、関係者への活動強化など提示されています。

 

日本の森林は、蓄積量が年々増加傾向で、森林を広く活用できる状況です。

特に、過疎化が進む山村地域への対応は、SDGsに貢献できる可能性が高い内容です。

 

 

日本の森林の循環利用とSDGsとの関係

森林そのものが、さまざまなSDGsに貢献していますが、

特に木材やきのこなどの森林資源の利用、森林空間の利用に期待が寄せられています。

このような利用をすることで、森林の整備や保全といった循環利用として促進されるためです。

 

多様化する森林との関わり

森林の整備への取り組みとして、森林利用や森林づくり活動が挙げられます。

例えば、エネルギープラスティックのような化石燃料や金属といった鉱山物資源ではなく、木材を部品や製品化に活かした取り組み(ストロー、自動車部品)。

 

再生可能エネルギーとしては、木材チップや木質ペレットを利用した木質バイオマスエネルギー。

このように森林との関わりは多様化していますが、

多様化することで、森林空間の観光としての利用、食料としての利用

ひいては、地方創生や雇用にもつながっていきます。

 

建築物での木材利用

木材は、さまざまな建築物で利用できます。

中高層建築物や商業施設、福祉施設などで利用することで、環境負荷やコスト低減、

またオフィスに利用することで働きやすさが期待されています。

しかし、地域活性化や本来の森林の整備・保全といった観点では、「地産地消」として取り入れることが、大切な要素になります。

 

 

森林の持続可能な経営と「地産地消」

日本の森林の蓄積量が増加する中、本来は、バランスのとれた状態が望ましいとされています。

木を植える→育てる→収穫する→適材適所で使用する・・・

 

住宅や公共施設、商業施設、そして前述した商品に、部品に、エネルギーといった再生可能・再利用にも。この循環が、持続可能な経営になりますが、地域の中で循環させる「地産地消」という考え方があります。

 

出典:林野庁/特集 持続可能な開発目標(SDGs(エスディージーズ))に貢献する森林・林業・木材産業

 

「地産地消」という考え方

 

「地産地消」とは、文字通り、地域で生産されたものを地域で消費することです。

「地産地消」には、消費者にとって、たくさんのメリットがあります。

 

 

身近な場所からの供給のため安心

 

その地域のものであることは、消費者にとっては、何よりも安心です。

親近感を得るうえ、その商品に特徴があれば、愛着も増すことでしょう。

 

 

コストが削減される

 

流通する経費が節減されます。

また、質のよい産品が少量で提供することが可能になるケースも少なくありません。

消費者の反応が生産者へ届きやすくなり、品質改善にもつながります。

 

長持ちで快適

 

地元で育った木が、同じ地域で住宅として使用された場合、同じ環境の中で活かされることになります。

その木は、その地域の気温や湿度、天候をよく知っています。

そのため、丈夫で長持ちをし、快適に過ごすことができるのです。

出典:しずおか優良木材供給センター

 

 

静岡県内での取り組み

静岡県では、「しずおか木使いnet」を通して、木の魅力や県産材の使用促進をしています。

県産材を使用した施設や省エネ住宅など、たくさんの事例が紹介されています。

 

県産材「しずおか優良木材」

 

静岡県の県産材は「しずおか優良木材」です。

認証審査会が設けられており、静岡県のひのきやスギを対象に、基準をクリアになることで、優良な木材として認証されます。

「県産材」は、県内の森林から伐採され、県内で加工された木製品のことをいいます。みなさんに安全・安心な県産材の家を建てていただくために、特に業界では、品質・性能が明確な「しずおか優良木材」を提供しています。しずおか優良木材認証審査会により、検査・審査を受け合格した認定工場が、基準に基づき生産した製材品、若しくは、製品検査に合格した認証製品です。

品質・規格には、品質、寸法、含水率(木材の乾燥具合)、強度などの項目があり、それぞれ厳しい基準が設けられています。この基準をクリアしたのが「しずおか優良木材」(認証製品)なのです。

「しずおか優良木材認証制度」で、県民の方々が県産材による品質・性能の明確な製材品を住宅建設に使用してもらうための制度です。
引用:しずおか木使いnet/県産材とは?

参考:しずおか優良木材ができるまで

 

住んでよし しずおか木の家推進事業補助金制度

 

静岡県と静岡県森林組合連合会では、しずおか優良木材などを使って新築・リフォームをする人を対象に、
県産材の家づくり支援制度として補助金が利用できます。最大30万円助成となっていますので、

静岡県内で、県産材を使用した住宅を検討している人は、一度確認してみてはいかがでしょうか。

出典:静岡県森林組合連合会

 

まとめ

今回は、SDGsと森林・木材産業の関係性から地産地消や木材での取り組みについて解説しました。

世界各国で取り組みをしているSDGsですが、私たちの身近な環境にもとても関係していることが、よく分かります。

また、森林の利活用も、正しく使用することが大切です。たとえば、静岡県内で県産材を使用し、家づくりをすることは、一つの社会貢献につながりますが、そのためには、技術や制度、業界について熟知した会社選びも必要です。

 

空間工房LOHASは、森林認証のブランド財「富士山ひのき」を使用し、認定団体である(一社)富士山木造住宅協会へも加盟しています。

静岡県産材をはじめ、家づくりでお困りのことがございましたら、気軽にお問合せください。

 

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自然素材を取り入れた注文住宅を検討するにあたり、ヒントがあるかもしれません。

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