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脱炭素社会に向けた住宅。はじめての家づくりや住まい探しの人は必見!富士市の工務店が解説します

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はじめての家づくりや住まい探しで新築を検討する中で、外せない要素の一つとして“省エネ”があります。

実は、この省エネ、自分にとってのメリットがあるだけではなく、「脱炭素社会」といわれる現代では、大切な要素なのです。

今回は、脱炭素社会に向けた住宅を、はじめての家づくりや住まい探しの人にとって、大切な要素であることを、解説します。

 

環境省「ゼロカーボンアクション30」の8つの指針では、住宅が2つに該当している

2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、さまざまな試みが行われています。

環境省では、「ゼロカーボンアクション30」として、一人ひとりのライフスタイルの転換について取り組みを推進しています。

 

ゼロカーボンアクション30の8つの指針

 

ゼロカーボンアクション30では、アクション項目として、8つの指針があります。

 

エネルギーを節約・転換しよう
太陽光パネル付き・省エネ住宅に住もう
・CO2の少ない交通手段を選ぼう
・食ロスをなくそう
・サステナブルなファッションを
・3R(リデュース、リユース、リサイクル)
・CO2の少ない製品・サービス等を選ぼう
・環境保全活動に積極的に参加しょう

 

この8つには、それぞれに具体的なアクション項目が掲げられています。

そして、上2つ(太字)は、住宅・住まいに関係しています。

出典:環境省/ゼロカーボンアクション30

 

CO2削減効果が高いといわれている住宅

 

住まい(家庭部門)のCO2排出量は、1世帯あたり年間3.4トンといいます。

エネルギー起源CO2排出量に占める割合としては、16%になります。

そのCO2排出量の内訳は、照明・家電製品で約5割、暖房が約2割、給湯が約2割です。

「省エネ住宅」を選択することは、CO2削減に影響を与え、効果的といえます。

 

出典:

環境省/クールチョイス(地球に、家族に、家計にやさしい省エネ住宅)

環境省/ゼロカーボンアクション30レポート

 

 

静岡県によるゼロカーボンアクションの取り組み

 

静岡県では、富士山世界遺産センターにおいて、CO2排出ゼロの再生可能エネルギーを使用することを発表しています。
(調達期間:令和5年4月1日から令和6年3月31日)

静岡県のこの取り組みは、年間103世帯分のCO2を削減や、県有施設のうち事務部門の1.5%のCO2削減を実現し、

再エネ導入効果が期待できるとされています。

CO2排出量削減に対する意識は高まっており、積極的に取り組みはじめていると、いえる事例です。

出典:静岡県/ゼロカーボンへの第一歩!県有施設で再エネ100%電気切り替え

 

 

環境省・経済産業省・国土交通省合同による脱炭素社会に向けた住宅の目指すべき姿

環境省・経済産業省・国土交通省では合同で、「脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策のあり方検討会」として、議論を重ねており、具体的な取組を発表しています。

 

直近の2025年度から2050年までの具体的な取組が記載されている取りまとめのポイント

 

中でも、具体的な取組の進め方や目指すべき姿が、取りまとめのポイントとして発表されています。

このように、国としてもかなり力を入れているのです。

 

 

2025年度を目標とした省エネ対策

 

・2025年度に住宅を含めた省エネ基準への適合義務化
・遅くとも2030年までに省エネ基準をZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能に引き上げ・適合義務化
・将来における設置義務化も選択肢の一つとしてあらゆる手段を検討し、太陽光発電設備の設置促進の取組を進める

引用:経済産業省/2050年カーボンニュートラルの実現に向けた住宅・建築物の対策を取りまとめました

 

住宅における省エネ基準適合の義務化や見直しが、積極的に進められています。

出典:国土交通省/省エネ基準適合見直し3つのポイント

 

2030年以降に目指すべき住宅・建築物のあり方

 

・2030年:新築される住宅・建築物についてZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能が確保され、新築戸建住宅の6割に太陽光発電設備が導入されていること
・2050年:ストック平均でZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能が確保され、導入が合理的な住宅・建築物において太陽光発電設備等の再生可能エネルギーの導入が一般的となること”

引用:経済産業省/2050年カーボンニュートラルの実現に向けた住宅・建築物の対策を取りまとめました

 

省エネ住宅には、メリットがいっぱい

省エネ住宅には、メリットがたくさんあります。

例えば、光熱費が抑えられることや、室内の温度差を保ち、快適で健康に暮らせます。

参考コラム:光熱費の価格高騰の今後の予測|省エネ対策ができる住宅のポイントについて富士市の工務店が解説

 

また、補助金制度や減税制度が利用できます。

 

省エネ住宅の代表的な種類として4つ紹介します。

 

今回は、省エネ住宅の代表的な種類を、4つ紹介します。

 

ZEH(ゼロエネルギー住宅)

 

ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、

「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。.

出典:国土交通省

 

認定低炭素住宅

 

CO2の排出を減らすための仕組みや設備を導入した住宅のことをいいます。

2012年に「都市の低炭素化の促進に関する法律」(エコまち法)が施行され、「低炭素建築物認定制度」の認定を受けた住宅を「認定低炭素住宅」といいます。

出典:(一社)住宅性能評価・表示協会

 

 

LCCM住宅

 

LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅とは、建設時、運用時、廃棄時において出来るだけ省CO2に取り組み、さらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創出により、住宅建設時のCO2排出量も含めライフサイクルを通じてのCO2の収支をマイナスにする住宅です。

出典:国土交通省

 

 

パッシブハウス

 

パッシブハウスとは、環境先進国ドイツで物理学者ファイスト博士が導き出した、家の省エネ基準です。

それは「気候変動を止めるため、これからの家の燃費はこれくらいに抑えないといけない」
「そのために必要なエネルギー効率設計はこう」というとても厳しいもの。

その基準を満たすには、自然の力を使ったり、さらに建物自体の性能を徹底的に高める必要があります。

博士が設立した研究所は、それらのノウハウをオープンにし、今ではヨーロッパを飛び出し各地の気候風土にあわせて進化しながら、
世界中で普及しはじめています。

引用:パッシブハウスジャパン

 

参考コラム:パッシブハウス基準と省エネ基準はどちらが上?究極の省エネ住宅を建てるための方法を静岡の工務店が徹底解説

 

 

知っておきたい補助金・助成金

 

省エネ住宅には、補助金・助成金といった国の支援制度があります。

家づくりを検討するにあたり、とてもたのもしい制度です。

ぜひ、活用を検討するようにしましょう。

 

省エネ住宅に関する支援制度は、主に4つあり、そのうちの3つの継続予定です。

2023年5月現在で、公表されているものは、「こどもエコすまい支援事業」です。

3つの継続予定である「ZEH支援事業」「LCCM住宅整備推進事業」「地域型住宅グリーン化事業」は、国土交通省HPで、令和5(2023)年度も公募を行うことを告知しています。

都度、確認をするようにしましょう。

 

参考コラム:【2023年度版】高性能住宅で使える補助金・助成金・給付金など支援制度を富士市の工務店が簡単に解説します

 

まとめ

今回は、脱炭素社会に向けた住宅を、はじめての家づくりや住まい探しの人にとっても、大切な要素であることを、解説しました。

最初から「省エネ住宅」を念頭に置きながら、検討してみましょう!

 

空間工房LOHASでは、新しいモデルルーム「モクリエ」がオープンしました。

実際に北欧デザインの家具を見て触って体感していただくことができます。

ぬくもりあふれる木のモデルルームに、ぜひ一度お気軽にお越しください。

 

今後の注文住宅を検討するにあたり、ヒントがあるかもしれません。

富士市家づくり

空間工房LOHASでは静岡・富士山嶺の気候風土を生かし、富士ひのきや天然素材にこだわった高性能で自然環境や住まう人に優しい家創りをしている工務店です。

また、世界基準の省エネ住宅「パッシブハウス」の賛助会員工務店として、静岡県東部で初のパッシブハウス認定住宅も建築しております。

ペットとの快適な暮らしのための注文住宅やパッシブハウスの建築を検討するなら、空間工房LOHASにお気軽にご相談ください。

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